【デザインの価値とは?in熊本】
みなさん、こんばんは。
クリエイティブディレクターのJUNPEIです。
今日は極秘のプロジェクトで行った熊本についてお話したいと思います。
人生で初の熊本。
台風の影響で飛行機の運航が怪しいなか、
無事に着いて、ツイテました。
熊本では今年40歳にして、
初めて見る、初めて知る、初めて触れるという、
初めて三昧の3日間でした。
知らないことって本当にまだまだあるんだなって、
改めて、五感を刺激されて、
デザイナーとして栄養の吸収ができました。
そして、熊本にいる尾上さんともお会いでき、
充実した出張だったのですが…
それにしても暑い…。
途中、暑くて水分補給に購入したこちら
どこでも手に入る冷たい天然水です。
ただの水と言うと良くないのですが、
・どこでも手に入る
・他と味の違いなんてわからない
・100円程度で売られている(それ以下もある)など
このただの水に、
付加価値をつけるのは難しいですよね?
では、みなさんがこのお水に100円以上の価値をつけるとしたら、何を考えますでしょうか?
そう、もうお気づきかと思いますが、
グラフィックデザインで付加価値をつけるということです。
最近よく、アニメとコラボする商品がありますよね。
缶コーヒーも同じで、
そう頻繁に味は変えられないし、
価格だって下げられないし、
どうやって我が社のコーヒーを飲んでもらえるようにすれば良いのか?他社と差をつけるには…
を解決する付加価値こそデザインなのです。
これが「グラフィックデザインをする目的」ということです。
なぜデザインが必要なのか?
ゴールはどこなのか?
をしっかり見定めて、デザインを制作していきましょう。
また、みなさん、熊本生まれのこのキャラクターがなぜここまで有名なったかをご存じでしょうか?
有名なお話でもありますが、
このキャラクターは著作権がないのです。
誰でも商用利用して良いキャラクターなのです。(申請は必要です)
一般的に、キャラクター(ご当地や有名な)は
著作権が存在するので利用する場合は、
お金を支払ってその期間だけ著作権を商標利用させてもらうというような流れが通常です。
ですが、このキャラクターは、それが無いから、
全国で気軽に利用できるところからたちまち有名になったと言うわけです。
(ちなみに、くまモンの生みの親は小山薫堂さんです)
「グラフィックデザインで付加価値をつける」これこそが、
この世の中にグラフィックデザイナーが存在する価値そのものということを覚えておきましょう。
今回はここまでとなります。
熊本市立現代美術館で、たまたま開催していた、
私が大好きな“ひびのこづえさん“の展覧会も
見応え十分で、とっても良かったです。
熊本市立現代美術館はとても素敵な所でした。
機会があれば、みなさんも是非立ち寄ってみてください。
それでは、また次回に。
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