【フリーランスで稼ぐ(番外編)】
みなさん、こんばんは。
クリエイティブディレクターのJUNPEIです。
前回の「フリーランスで稼ぐ」では、
たくさんの反響やメッセージを頂き、本当にありがとうございました。
みなさん、やっぱり同じ気持ちなんですね。
「できないことを頼まれたらどうしよう…」
「どうしたら良いか分からず断ってしまった…」
「誰にも相談できず、断るしかなかった…」など
特に初めての実務では、クライアントワークにシドロモドロになってしまいますよね…。
前回のブログではフリーランスは「断らないことで稼ぐ」とお話しをしましたが、
今回はその”番外編”としてお話しをいたします。
ここでは、
私が最近依頼されて「受けることができなかった」案件を紹介させて頂きます。
とはいえ、これは「断る」とは全く違う内容のお話しです。
何度も言いますが、
「断ったらそこで試合終了です」
【案件内容】印刷に詳しくないのですが、チラシを100万枚印刷してほしい
昔、私が印刷会社に勤めていた時は、全く問題のないお仕事ですが、
フリーランスの私にとっては、リスクが相当デカいお仕事になります。
リスクが高い理由として、フリーランスの私がこのチラシ100万枚の印刷で
何か事故があった場合、損害賠償などの大借金を背負う可能性があります。
取り扱う案件の金額が大きければ大きいほど、儲かりますがその分リスクも比例します。
(会社員として受けるなら問題なしですが、個人の場合は要注意!)
しかしこういう状況でも私は”絶対に断りません”。
まずは印刷会社に問い合わせをし、そして見積りをもらいます。
クライアントに見積もりを提案した際に
”今回は金額と案件規模の大きさが理由で〜と説明”し、
制約後に印刷会社をクライアントに直接紹介します。(仲介役に徹します)
クライアントは”100万枚の印刷を解決したい”と考えているだけで、
私に印刷してほしいと言っている訳ではないのです。
こう言う場合、近くに印刷会社があれば直接相談するのもアリですし、
印刷会社に問い合わせをした後、紹介料も交渉してみましょう。
また、デザイナーなら、その印刷会社に”自分を売り込む営業”もしてみても良いですね。
このように、
クライアントは「一方的にこちらの都合で断られる」よりも100倍満足してくれるはずです。
リスクを恐れて”断る判断”は、一旦立ち止まり、深呼吸をして良く考えてみましょう。
そうすると答えが見えてくるはずです。
100%自分が受けらない結果だとしても、
全力でこの案件に協力したことを、クライアントは認めてくれるはずです。
少なくとも”もう絶対に頼まない”とはならないでしょう。
こうしてできない案件だとしても、クライアントとの関係は繋がったままになります。
「クライアントに全力で寄り添うこと」
それが1番大事なことです。
無理と思うことは無理ではないことが多いのです。
簡単に自分の限界を決めつけないよう、目の前に現れた壁を何度も乗り越えることで、上位1%のデザイナーになれます。
1人で解決する必要もありません。仲間、または講師に相談しましょう。
今回のお話は以上となります。
それではまた次回に^^
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クライアントの抱える問題を解決するのがビジネスの基本。
その対価がギャラ。
動いた分の価値をさりげなくマネタイズするのが粋なビジネス。
まさにwin-winの関係。SEXと同じ。