【ダサいデザイン=ダサいデザイナー】
みなさん、こんばんは。
クリエイティブディレクターのJUNPEIです。
はじめに、
昨日まで募集を行っておりました、
6月21日、25日開催の「WEBデザイナーのためのグラフィックデザインセミナー」に
たくさんのご応募を頂きありがとうございました。
前回に引き続き、今回も満席ということで、深く感謝申し上げます。
当日みなさんにお会いできることを楽しみにしております。
また、
昨日のグラフィックデザイン塾の公開添削にご参加頂いた生徒さんへ、
お忙しい中ご参加くださり、本当にありがとうございました。
添削の際に聞かせて頂いた疑問点や、
後半の質疑応答では、
みなさんの「お悩みポイント」が聞けて、私自身とても勉強になりました。
毎月、公開添削&質疑応答&雑談の場としてイベントを開催していくので
今後ブログでお知らせしていきたいと思います。
その際にも、少しお話をさせて頂いたのですが、
グラフィックデザインの世界ではよく「ダサい」という言葉が使われます。
という話題がありましたが、今日はそれについてお話ししたいと思います。
「これダサくない?」
「なんかここだけダサくない?」
「ダサいからもっとカッコ良くして」
現在はオンラインで距離感があるMTGが通常ですが、
私が若い時は、オフラインで直接プレゼンテーションをする事が普通で、
営業や上司から直接「ダサい、ダメ、やり直し」と言われていました。
では「ダサいの定義ってなに?」ってなりますよね?
これは見る側、選ぶ側、作る側の”価値観”で大きくブレます。
ですが、100人中99人は「これはダサい」と感じる表現が存在するので、
今日はそれをご紹介させて頂きます。
具体的な紹介の前に、
まず最初に知っておくことは、
デザイナーがデザインをした感を最低限表現することです。
逆に素人が制作したような印象を与えてしまえば、
クライアントからの反響はマイナスになるので注意しましょう。
そのマイナスの表現とは、
「これ、エクセル・ワードで制作したんじゃない」
という印象です。
これを制作してしまうと、
「こんなの私でもできそう」
「お金払ってるのに意味ないじゃん」
「本当にデザイナーなの?」
となりかねないので、
これから具体的な表現を紹介いたしますので、
「バツ」の表現を普段からしてしまっている方は、
今すぐに、やめましょう。
①楕円を使うとダサい
上記のような極端な楕円は素人感が出てしまうのでNGです。
②吹き出しの作りがダサい
吹き出しにも楕円は使用しないようにしましょう。
③図形に黒い線を付ける
黒い線を入れてしまうだけで、素人感が出てしまいます。
④フォント:創英角POP体は使わない
使うだけで、素人の仕事に見えてしまうのでNGです。
(ググるとたくさん記事が出てくるので参考にしてみましょう)
⑤フォント:Comic Sansは使わない
デザイン業界ではタブーと言われるほどのフォントなので絶対にNGです。
(こちらもググってみましょう)
⑥グラデーションは極力使わない
あっちこっちにグラデーションを使用したり、過度の使用はNGです。
安易にカッコよく見せようとして使用すると素人感が出てしまうので、
目的とバランスが考えて使用していきましょう。
⑦バクダンは使わない
上記のような吹き出しを「バクダン」と言います。
安っぽい&怪しい印象を与えてしまうのでNGです。
⑧チグハグなレイアウトをしない
素人感がモロに出るレイアウトなので、使用しないようにしましょう。
以上となります。
そのほかは、
「Lesson4_9.ダメな処理12選」を参考にしてみましょう。
(追って、カリキュラムにこの内容を追加いたします)
まずは、これだけ意識してデザインをしていけば、
「ダサいデザイン」にはなりません。
とはいえ、
いきなり完璧にデザインを完成させることはできないので、
まずは「意識する」ことから始めてみましょう。
”意識する”ことはとても重要です。
まずはこれがデザインの始まりであって、
デザインがデザインとして仕上がる最初のステップになります。
時間は掛かってもOKなので、
地道でも、確実に1つ1つのステップを踏んで、
「グラフィックデザインができるグラフィックデザイナー」を
一緒に目指しましょう。
それではまた次回に。
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