人生のピンチはチャンスの到来!
こんにちは!Miwaです^^
いつも元気みなぎる人間に思われてますが、
どん底を何度も経験した実力派です!
今日はそんな私の人生から、
「英語が好き」だから留学したのではなく、
「英語が死ぬほど大嫌い」だから留学したお話をします。
それはそれは昔のこと・・・
中学の時に英語を始めた頃、
なんでこんなもんやるのかさっぱり意味がわかりませんでした。
時代的に留学するなんてのは
夢のようなことで、お金持ちの方の一つのステイタスのような時代だったので、
私にとっては人生で英語を使うなんてシーンは想像つかなかったのです。
それが大人になり、
いともたやすく留学にいく時代になり、
むしろ誰でも留学をするような時代になってしまったのです。
とはいえ、大人の私は「最近の新世代は羨ましな〜」
くらいにしか思ってはいませんでした。
なんていうのは私の表の気持ちなだけで、
本心ていうのは外国に興味があったようです。
その気持ちがはっきりとしたのは、
バイク事故を起こして入院をしてからです。
知床に行くはずが30分で病院送り・・・
(事故った愛車:小樽にて)
その頃は車椅子と松葉杖を使用していました。
同時期に父も亡くしたりと、
父と母には本当に今でも謝り足りないくらいです。
足を曲げることができなかったですし、
入院やら通院やらで忙しいデザインの業界も一度休業しました。
そんなこんな日々が続き、
色々なことを考えたり、振り返ったりの日々が続きました。
でも死んでもおかしくない経験をしたからこそ新たな決断ができたのです。
その私の決断は、
●宅建を取り父にプレゼントをする
●大嫌いと言いながらも外国に憧れている自分を現実にする
この2つでした。
宅建で言えば、勉強期間は独学で3ヶ月。
初めの1ヶ月は難しい漢字は読めない状態で、
宅建漫画を読んで全体像を把握していました。
母は「受からない・・・」と思っていたそうですw
それでも浪人時代の勉強のつらさに比べれば何のその。
たった3ヶ月打ち込めばいいだけ。
基礎を繰り返し、ラストスパートは過去問をやりまくって見事一発合格。
そして留学・・・
この留学が本当に想像以上私には大変だったのです。
そう、地獄から始まりました。
英語はよくわからないし、基礎もない。
そんな私は全ての運命を受け入れることにし、
行き先も留学センターの人に委ね、「運命」を信じることにしました。
だから現地到着するまでカナダに興味を持ったこともないし、
「トロント」がどんなところかなんて調べもしなかったし、
到着するまでのお楽しみにしていましたw
(写真:トロントアイランドに行く途中)
そんな私でしたので、留学で苦労するのは目に見えていると思います。
しかしこの苦労の中に、
私の今後の人生を影響を及ぼす
大切なヒントをたくさん見つけました。
トロントで生活を始めた時、
コーヒーすらどうやってオーダーするのかさっぱりわからなかったのですが、
カナディアンと一緒に並び、常に前の人が言っていることを聞いては真似しました。
とは言え発音も適当だったので、
怖いウィトレスは私をいつも煙たがっていました。
それでも学校行っている間は「毎日通う」と決め、
毎日同じコーヒーショップにしつこくしつこく注文しに行き、
時には通じないような英語を付け足しては
ウェイトレスにキレられたこともありました。
もちろんそれでも1日2回は必ず通い続けます・・・w
また学校では英語を全然話さず、なかなか友達も作ろうとせず、
一人でいつも行動していたら、あっという間に半年くらい経ちました。
流石に「何やってんだ自分」的な気持ちに・・・
でも神様ってのはこういう時に色々な課題をどんどん与えるのです。
そこでこの友達を全然作らない私は
英語が「なぜつまらないのか」を考えました。
(現地にいながら今更ですがw)
それは、日本で聞いたり言ったらいいと言われている
所謂お決まりの勉強フレーズが
私には最高につまらなさすぎたのです。
だから自分でどうしたら楽しくなるのかを考えました。
それは自己紹介とか無難な英語ではなく、
日本にいる時と同じように小さなことでも興味を持ち、
冗談で会話を楽しむ方法だったのです。
方法は至ってシンプル、
使える文法や単語の範囲で精一杯ジョークを言うこと。
相手の答えがわからない時は、聞き直すだけでなく、
それを使って冗談を作るなど。
するとこれがヒットし、
どんどん話す量も増え、
知らない人とも道端で笑い合え、Hi5をするまでに。
学校でも友達になりたかった子にアタックしにいき、
すんなり仲良くなれました^^
この時期から私は一つの壁を超えることができました。
もし私が「やっぱ英語嫌い!留学しなければよかった〜」と
自分の行動に無責任な思いを抱いていたら、
この時の経験は単なる「過酷な思い出」です。
しかし留学は自分で決めたことなので最後まで責任を持ちたかったし、
逃げれない状況だったために、どうにか突破することを考えるしかなかったのです。
え?終わり?って思いました?
いやいや、
この話にはいくつかポイントがあります。
私の学んだことを箇条書きすると、
これらがギュッとつまった経験をするために
神様が与えてくれた機会だったんだと実感できたのです。
・・・・・・・
人生には必ずターニングポイントがあります。
ですので、もしかしたら今がタイミングでなければ
この話はただ単にかったるい話かもしれません。
しかし誰の人生にもこのような時期は否応なしにやってくるのです。
だからそんな時こそ、
いつもと違うところに視線を向けてみたり、
自分をしっかり見つめ直してみてください。
現実を受け入れることは大きな変化を必ずもたらし、
そしてその先に続く物語がどれほど素晴らしいことかを実感するはずです。
人間は必死であればあるほど
目先のことだけにフォーカスしてしまい全体を見失います。
さらにはフラストレーションが溜まり、
逃げれば楽になるんじゃ無いかと考えます。
その上、現実を見つめるということは
自分に自信をなくしてしまったり、傷ついてしまったり、
激しい挫折感を味わったりと、
決して楽なことではないのは百の承知です。
それでも、
あなたがデザインをどうしてやりたかったのか、
その課題を超えた先に何が見えるのか・・・
今自分に必要なことは何なのか・・・
どんなデザイナーになりたいのか・・・
デザイナーになった先にはどんな未来と目標が生まれるのか・・・
再度考えて、自分の大きな未来に目線を向けてください。
しっかり考えて行動ができ、
今の自分を乗り越えることができるのであれば
1年後、5年後、10年後・・・
あなたは今よりはるかにいいデザイナーになっているはずです。
もちろんいいデザイナーだけではなく、
人間としてもはるかに成長した人になっているはずです。
ちょろっとデザインしてデザイナーなんて言いながら、
フリーで自由にやってれば稼げるお仕事、
なんてくらいに思っていたらそれ止まりです。
私が知る上で生き残る人は誰もいません。
しかし今自分を見つめ直し、
それ以上の高いところに視線を移した時に
全く違う世界が見えてきたなら自分の目で確かめるために向かうべきです。
いつもぼんやりみていた鳥や雲の上には星が広がり、
遥かなる銀河がいくつも広がっている。
そんな世界をその目で見に行くべきなのです。
だからつまづいた時こそしっかりと自分に向き合ってみてください。
つまづいたって、それくらいのことは跳ね除けて起き上がり、
一生懸命目標を高く持ち続け、自分の可能性を信じ、
自分という宝石を磨き続けてください。
その強さと輝きは、必ずまた誰かを照らすことになるはずです。
私の交通事故話から宇宙まで行ってしまいましたが、
みなさんが思う以上に人生ほかにもたくさん失敗してきたわけなんですw
でも何かに気がつくという宝物が手に入ればすべてOK v^^v
ということで、Miwaでした。
また来週!
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コメント
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今がまさに私にとってピンチがチャンスに変わる時なんたとmiwaさんの記事を読んでいて確信しました。
春にデザイナーに転職できたのですが、頑張れているのは仕事中だけ。デザイナーという言葉に酔いしれて気付けば傲慢になっていた自分に気がついたばかり。私には目指すべきデザイナーの大きな夢があります。もっと思い描く必要はもちろんありますが、今の現状に満足していてはダメだと痛感しました。miwaさんのトロントでの生活のお話はとても勉強になりました!!環境を変えたいなら自分を変えるしかないですよね。
私はデザイナーになってから師匠と呼べる人に出会いました。ですが私のダメなところ(人間的に)が沢山ありすぎて もう見放されそうな状態なんです。まさにピンチなんです!!
今度こそ頑張らなきゃと思います。
やってやるぞ!という気になれました。
長文すみません。素敵な記事を書いてくださり本当にありがとうございます!!
Miwaさん
天野です。
コメント失礼いたします。
Miwaさんに直接お会いしたことはないですが、
パワーの源、マインドセット、大事にしているものも含めて感動しました。
悩むことは絶えないけれど進むしかないんだなって改めて感じました
今僕も本業、ぬるま湯で学んだデザインでの副業、集客の勉強に取り組んでいます。
まだまだやれるなって思わせてくれるブログでした。
本当にありがとうございます。
天野さんこんばんは^^
いつもコメントありがとうございます!
きっと人生は良いことだけじゃつまらない。
苦労するから何かを学び、そして強くなるんでしょうね。
本業、ぬるま湯、全部がもっともっと素敵な花を咲かせるので
いっぱい経験して突き進みましょう!
いつかお会いする時は気軽に話しかけてくださいね^^
楽しみにしています。