Adobeにキリギリス登場?!
こんにちは!Miwaです。
みなさんフォント遊びはしていますか?
私はフォント遊びが大好きで、
時間がある時はフォントだけで遊びます。
そんな中・・・
なんと!
あのadobeフォントにキリギリスが登場しました!
これは朗報なんです。
少し前ですが、
このフォントが出た時はありとあらゆるデザインに多用されていて、
あれもこれも「キリギリス」なんてことがあったくらい愛されたフォントなんです。
お菓子のパッケージにも良く使用されていたので、
みるたびに「またこれか」なんて思ったことがありますが、
それでもやはりキリギリスはとてもかわいいです。
このフォントの良いところは、
●面的な表現だからタイトル周りに使える
●癖があるからタイトル周りに使うと打ちっぱなしでもそれっぽく見える
●女性、子供、堅い内容を優しく伝えたい時に使える
●雰囲気が多くの人に好まれる
ちょっとしたアクセントなどに使えるので、
Adobeのコンプリートをご利用されている形はぜひ文字遊びをして
このフォントの良さやそのほかのフォントの良さを見つけてみてください。
実は・・・・
グラフィックデザイナーは
webデザイナーよりもかなりフォントにうるさいの知ってましたか?
そんな今フォントが好きな私も、
初心者の頃は全然わかってなかったので、
気にしたこともなかったし、インストールするってこと知りませんでしたw
でも「どんなフォント選べばいいか・・・」
と悩んでいる方ってたくさんいますよね。
そこで経験からわかった、
プログラフィックデザイナーのフォントの使い方を教えちゃいます!
ポイントはこんな感じ
- タイトルにはちょっと目立つ文字を使用する(改造もあり)
- 細かい文字は特徴がなく読みやすい文字を使用する
簡単に言えばこんな感じです。
1・タイトルにはちょっと目立つ文字を使用について
チラシになどに使うタイトルってロゴみたいな感覚です。
なのでロゴを作る感覚というのはこういうところでも発揮されます。
もちろんそれほど特徴のない文字でも利用することもあります。
何が基準かというと、
それは「全体にマッチしているか」ということが大切になります。
少し難しい話になると・・・
空間余白を活かしている場合は細いフォントでも目立つ場合はあるので、
「今作っている作品にイメージのフィットしているフォント」を使うのが最適ということにもなります。
これはデザインで一番難しいですよね^^;
もう迷った困った!!!!
という場合は、アートボードを丸々コピーし、
いくつかのパターンを作ってみることがオススメです。
2・細かい文字は特徴がなく読みやすい文字を使用するについて
例えばチラシを作ったとして、
そのチラシを読むのはどのようなペルソナでしょうか?
そこを考えれば必然的にどんなフォントが適切かわかるはずです。
デザイナーはいつでもクライアントさんの
その向こうにいるお客様を頭に置きながら作ります。
そのお客様が読みづらいフォントはアウトなんです。
たま〜に驚く様なフォントを使って
むちゃくちゃ読みづらい広告などあります。
あれは論外です。
必ずペルソナが「読みやすいフォント」を使用することが鉄則です。
さてさて、上記に書いたことは誰でも考えることなのですが、
私はさらにここから+αを考えます。
これが非常に大切になってきます。
フォントを選んで終わり・・・
なんてのはアウトだったんですね^^;
ゴシックとか明朝をかは抜きで、フォントは大きく分けて
3種類の「面的」「線的」「イラスト的」に分類。
その中でもまず初めに覚えるのは「面的」か「線的」か。
これを考えることでフォントの使用する場所を考えます。
そして行間と文字間は全体の雰囲気からどれくらいの感覚が良いのか?
上記の二つを整えたら、
最後は視覚で微調整!
カーニングなどをしてあげましょう。
パソコンって完璧なようでも人間の感覚とは違います。
必ず気になる部分は視覚で調整していきましょう。
プロも細かく話すと各々に様々なこだわりがあると思います。
でもそれくらいフォント選びを楽しんでいたり、拘ってるってことなんですね^^
面白いですよね!
それからいつも言っているのですが、ブログに書いているのは答えではなくヒントです。
なぜならデザインには確実な答えが存在しないからなんですね。
状況、クライアント、流行、時代、etc でも変化していきます。
なので何か少しでも「なるほど」と思え、
そのチップをさらに改造して自己流にして行ってもらえれば幸いです。
それではまた来週お会いしましょう!
Miwa
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コメント
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Miwaさん
初めまして
ぬるま湯塾生の天野森と申します。
実は自分のポートフォリオを作る際Miwaさんのを参考にさせていただいてたので、
私は初めましての気分ではないのですが笑
グラフィックデザイナーさんの観点として、
何にどれだけこだわりを持っているのかとても参考になりました。
「細部に神は宿る」とはまさにこういうことなんだなと思いました。
本記事にあった通り正解ではなくあくまでヒントとして、
フォントに対する見方を変えてみるところから始めようと思いました!
これからもブログ記事楽しみにしております。
天野森さん、初めまして^^
ポートフォリを見ていたいただいてありがとうございます!
サイトに写真がで〜んとあれば初めての気もしないですよねw
グラフィックデザイナーって本当にみんなこだわりが違うんですよね^^
同じ機能を使っていてもそれぞれが編み出した方法があったり。
なのでそんなこだわりのある方はやはり細かいところまで見るので
「なるほど」と思うこともたくさんありますし、
気がついたときに真似してみるとまた勉強になります^^
逆に拘らない部分もあるのですが、
そういう時は「そこはこれくらいの表現で良いんだ」なんて見方もできます。
この世界に「正解」って本当にないのは、
長く続ければ続けるほど身にしみるはずです。
だから辛くなる時もあるし、イライラしちゃうこともあるんですが、
目の前にあるものを一つ一つ丁寧に越えていけば
必ず自分の力になるはずです^^
ぜひフォントでたくさん遊んでみて、
フォントデザイナーがどんな状況を想定して作ったのか、
どんな風に使ったら映えるのか、
なんてことも想像しながらフォントたちとお友達になってみてくださいね^^
ある程度使っていくと
自分にとって使いやすいものなんかもわかるはずです★