【号外】尾上の師匠の土師氏からのお便り
From:ドラゴン★尾上
東京のオフィスより、、、
ども、尾上です^^
タイトルにもある通り
Webディレクターの土師さんからメッセージが届きました。
土師さんは
初めて尾上にデザインを指南してくれた人です。
ちょっと読んでみてください。
↓
土師さんからのメッセージ
みなさん、こんばんは!
Webディレクター、はじれいこです。
突然ですが、
「ひびわれ壺」というお話をご存知ですか?
「ひびわれ壺」「ひび割れ壺と少年」という本が出ていますが、
どちらもインドの寓話を元にしたお話です。
簡単にお話すると、
ある水くみ人は、
天秤棒の両端に1つずつ壺をさげて水を運ぶのですが、
壺のひとつにはひびが入っていて、
もうひとつの壺は満杯の水を運べるのに
ひびわれの壺は、道中水がこぼれてしまって
半分しか水を運ぶことができません。
ひび割れ壺は自分を恥じるけれど、
溢した水のおかげで花が咲き、
食卓に花を欠かしたことがないんだよ
それでいいんだよ
という、えぇお話なんです。
物でも人でも
なんでも見方や立場を変えれば
役に立たないものはない、
弱点を強みに変えるというお話です。
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視点を変えてみる
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このお話は主に子育て中の親や子どもに向けてのお話ですが、
Webディレクターにとっても
この「視点を変えてみる」というのがとても大切です。
Webサイトを設計するときに
自社の強みを考えていきますが、
・他社と同じような商品を扱っている
・価格も他社と変わらない、もしくは高い
・特別なサービスもない
など、
正直どうしたものかな、ということも多々あります。
そんな時、
どんな視点を用意すると
ユーザーが興味を持ってくれるのか
それを考えるのが
Webディレクターの大切な役割であり
腕の見せ所でもあります。
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常に疑問を持つこと
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違う角度から物事を見て考えるには
何事も当たり前に思っていることを
「これはなぜだ?」「これでよいのか?」と疑ってみることを
常に心がけると良い訓練になります。
今、私はこのブログの筆が一向に進まずに
森永「焼きプリン」を食べながら
何を書こうか考えていますが(笑)
ふと、
この焼きプリンの焼き目が
プラスチック容器なのにどうやってつけてるんだろう
と気になってきました。
もうブログどころじゃありません。
淵にくっついていて、
後からプラスチック容器に入れたような感じではないんです。
しかも、一番下のカラメルは液体です。
今まで何度も焼きプリンを食べたのに
この焼き目を一度も気にしたことがありませんでしたが、
気になって気になって仕方がなくなったので、
ブログを書くのはやめてググってみた所、
これはさすが!特許を取得している技術のようです。
しかも、一番底にカラメルがあるにも関わらず、
カラメルは後から入れているんです!
そうやって疑問と持つことによって
私の中で「コンビニで気軽に買えるプリン」が、
たった5分で「実はすごいプリン」になりました。
きっとこれを読んで
森永の焼きプリンを見てみよう、買ってみようと思われた方も
いらっしゃると思います。
そこまで思わなくても
いつかコンビニやスーパーで見かけた時に
「あぁ、これかぁ〜」と思い出すかもしれません。
そういう風にクライアントに商品に興味を持ってもらえれば
Webサイトとしてまず1つ成功ですよね!
「ひび割れ壺」が「焼きプリン」にかき消された気がしますが、、、
両方ともご存知なかったらググってみてくださいね!
実は、水が溢れている所に
花の種をまいた水汲みの人が素敵だなぁと思います。
そんな仕掛けが出来るWebディレクターになりたいです。
Webディレクターは、
常に当たり前のことに疑問を持ち、視点を変えて考えることが大切だよ!
というお話でした。
それではまた
PS:2月に久しぶりにWebディレクターのセミナーを開催する予定です!
日程はまたお知らせしますね!
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