デザインに根拠を持つということ
From:ドラゴン★尾上
神田のオフィスより、、、
こんばんは。
ども、尾上です。^^
デザインをしていると、
ふとした瞬間にこんな風に感じませんか?
「なんとなく、こっちの方がいい気がする」
「感覚的に、こっちの方が見やすいと思う」
実はこの“なんとなく”が、
成果を遠ざける一番の原因。
なぜなら、
デザインは「見た目の綺麗さ」ではなく、
「目的を果たすための設計」だからです。
感覚ではなく、根拠で判断するのがプロの思考
プロのデザイナーは、
感覚よりもデータや根拠を重視します。
たとえば、
・ボタンをどこに置くとクリック率が上がるのか
・どんな言葉が一番読まれているのか
・どこでユーザーが離脱しているのか
これらを
“目視確認できる”するツールが、
ヒートマップです。
ヒートマップを使うと、
ユーザーがどこがよく見ていて
どこまでスクロールしていて
どこをクリックしているかが可視化されます。
つまり、
「このデザインがなぜ成果が出ないのか?」を
数字と色で理解できるようになります。
感覚の限界を超える「可視化」
感覚で作ったデザインは、
デザイナーやクライアントの好みや
経験に大きく左右されます。
一方、データを基に考えるデザインは、
誰が見ても納得できる説明ができます。
「なぜこの配置なのか」
「なぜこの色なのか」
「なぜこのボタンをここに置いたのか」
その“なぜ”に根拠を持てるかどうかが、
名ばかりデザイナーとプロとの違いです。
ヒートマップを使うことで、
感覚では見えなかった
「ユーザーの動き」という確かな証拠が手に入ります。
デザインを“検証できるもの”にする
多くの人がデザインを
「作って終わり」と考えがちですが、
実は作ってからが本当のスタート。
制作後にアクセスデータを見て、
改善を繰り返す。
この「検証→改善→再検証」のサイクルを回すことで、
デザインは確実に強くなっていきます。
作るだけではなく、
クライアントへ証拠を持って改善提案する。
感覚的な提案ではないので、
クライアントからすれば、ぐうの音も出ない。
だからこそ、
デザイナーは“作る人”ではなく
“設計して検証する人”であるべき。
ヒートマップはその第一歩。
「見た目」ではなく「行動データ」で
語れるデザインができるようになると、
成果の出方も大きく変わります。
センスは、
生まれ持ったものではなく、
検証から磨かれるもの。
感覚に頼らず、
数字と行動を見ながら改善を重ねる。
その積み重ねが、
最終的に申込率の高いデザインへ。
そして、説得力になります。
「なんとなく良い」から
「なぜ良いのか説明できる」へ。
そこに進化したとき、
あなたのデザインは一気に
プロの領域に近づきます。
アディオース!
PS:
先日のヒートマップ勉強会では、
実際の分析データを元に「クリックされている箇所」や
「ユーザーが止まっているポイント」を数値で確認しました。
解析データをもとに議論することで、
感覚だけでは気づけない改善点がテンコ盛り。
まさに見た目の美しさではない
デザインの新しい形。
せっかくなので、
そんな勉強会参加者のポートフォリオを
一部ご紹介したいと思います。
SYNQA DESIGN
見た目だけではない信頼度を上げるサイトの作り込みが秀逸
https://synqa-design.com/
Sunnylito
パン好きが高じてベーカリー業界特化のポートフォリオサイト
https://sunnylito-design.com/pan-bakery/
ダンダダンデザイン
ヒートマップ導入提案が秀逸。「勝手にダン通信」配信中♪
https://dunne-design.net/
younine
コツコツ派代表。3児の子育てママさんデザイナー
https://younite-design.com/
Yy_design
年齢はただの数字。人生経験豊富なデザイナー
https://yy-designing.com/
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コメント
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尾上先生、掲載いただきありがとうございます!
まだまだ実績作りに励んでいる状況で、2か月前にヒートマップを入れてもほぼ反応なし…
実績も増やしつつ、皆さんのクリックで検証して、もっともっと目を引くポートフォリオにしていきます!
よろしくお願いします。
尾上先生、本当にありがとうございます!!
ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます。100回言っても足りないくらい。ダンダダンデザイン載せて頂き感謝しております。
だからこそ、検証→改善→再検証でポートフォリオ洗練していきます。
そのためにみなさま、私のポートフォリオ見てくださいませ。
そして気づいたことも随時スペチャで教えてください。
どうぞよろしくお願いします