仲條正義のデザインに触れて、改めて感じたこと。
日々の学習お疲れ様です!
ベストグラフィックデザイン塾 講師の佐藤です!
先日、東京・銀座にある資生堂ギャラリーで開催されていた
「うたう仲條 おどる仲條 ―文字と画と、資生堂と」へ行ってきました。
本日はそのレポートを書きたいと思います!
その日はあいにくの雨。
実は銀座をゆっくり歩くのは初めてだったのですが、
雨に濡れた街並みもどこか上品で、「ここが銀座なんだなぁ」と
少しわくわくしながら会場へ向かいました。
仲條正義というデザイナー
仲條正義さんは、資生堂の企業文化誌『花椿』のアートディレクションを
40年以上手がけ、資生堂パーラーのロゴやパッケージなど、
数多くの名作を生み出した日本を代表するグラフィックデザイナーです。
デザインを学ぶ人なら、一度は作品を目にしたことがあるはず。
そんな仲條さんの世界をまとめて体感できる展示でした。

地下へ降りた先に広がる、仲條さんの世界
階段を下りてギャラリーへ入ると、
最初に目に飛び込んできたのは壁一面に展示されたトランプ。

そこから先は、まるで仲條さんの頭の中に入り込んだような空間でした。
ポスター、パッケージ、雑誌『花椿』、そして手描きの原画。
どの作品にも「これ、本当に手で描いているの?」と思わず立ち止まってしまうような迫力があります。
今のようにデジタルツールが当たり前ではない時代に、ここまで自由で大胆な世界を作り上げていたことに驚かされました。


「こんな文字組み、ありなんだ」
特に印象的だったのが『花椿』の誌面。
文字組みもレイアウトも、本当に自由。
「読みやすさ」のセオリーだけでは語れない、
文字そのものがデザインとして存在している誌面がたくさんありました。
今見ても新鮮で、「この時代にこれをやっていたの?」
と思うような表現も少なくありません。
“攻めている”という言葉だけでは足りないくらい。
仲條さんは、ずっと時代の少し先を歩いていたんだろうな、と感じました。
世界観をつくれるデザイナーになりたい
展示を見終わって一番心に残ったのは、
「作品を作る」のではなく、「世界観を作る」ということ。
一つひとつの作品がバラバラに存在しているのではなく、
全部が仲條正義という世界につながっていました。
デザインの技術だけでは、ここにはたどり着けない。
ものの見方や考え方、美意識まで積み重ねてきたからこそ
生まれる世界なんだと思います。

私も、ロゴやブランドを作るデザイナーとして、
そんなふうに「この人らしい」と感じてもらえる世界観を少しずつ育てていきたい。
改めてそう思える展示でした。
デザイナーにとって、
学ぶべきことは本当にたくさんあります。
そして、その学びはきっと一生終わらない。
だからこそ面白い仕事なんだと思います。
近いうちに印刷所の見学にも行く予定です。
今回感じたことを胸に、また一つ、自分の引き出しを増やしてきたいと思います。

おまけ
資生堂パーラーの店舗も、外観からとてもおしゃれで、
お菓子のパッケージもとても可愛く素敵です。
そして美味しい。
有名なチーズケーキを買って帰りました❤️
You can do it!!!

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