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ぬるま湯デザイン塾 – 公式ブログ

【実話】初案件でクライアント対応がしんどくなった時の話

沖縄から、こんにちは!EC講師の亀井です。

今日は、ECサイト制作やWeb制作の初案件で、かなり多くの方がぶつかる壁についてお話ししたいと思います。

それは、

「この単価で、ここまで対応しないといけないの?」

という問題です。

先日、ココナラで初めてEC制作案件を受注された方から、こんな相談を受けました。

最初はわりと順調に進んでいたそうです。

ただ、途中からクライアントさんから細かい修正や追加の要望が色々と出てきて、

「この単価なのに、ここまで色々言われると正直しんどいです」

「もうちょっと嫌になってきました」

という相談でした。

これ、めちゃくちゃ分かります。

私も同じような経験はありますし、今プロとして活動しているデザイナーさんも、おそらく一度は経験していると思います。

 

初案件ほど、想定外のことが起きる

初案件って、受注できた時はめちゃくちゃ嬉しいです。

「やっと案件が取れた!」

「頑張って納品しよう!」

と思います。

でも、実際に進めていくと、

  • 最初に聞いていなかった要望が出てくる
  • 修正が思ったより多い
  • クライアントさんの説明がふわっとしている
  • どこまで対応すればいいのか分からない

みたいなことが普通に起きます。

特にECサイト制作の場合は、

  • 商品登録
  • 決済設定
  • 配送設定
  • 予約機能
  • 商品ページの見せ方

など、確認することが多いので、途中で話が膨らみやすいです。

だから、最初のうちは

「え、これも私がやるの?」

となることが結構あります。

 

対応方法は、大きく2つある

こういう時の対応は、大きく分けると2つあります。

1つ目は、

文句を言いながら、嫌々対応する

です。

「この金額なのに、何でここまでやらないといけないんだ」

「もう適当でいいかな」

「早く終わらせたい」

という気持ちで対応する。

正直、気持ちは分かります。

でも、この対応をすると、納品物にも態度にも出ます。

そして、最終的な評価にも出ます。

 

2つ目は、

一旦気持ちをリセットして、最後までしっかり対応する

です。

もちろん、何でも無料で対応しろという意味ではありません。

契約内容に明らかに含まれていない追加作業であれば、

「こちらは追加対応となります」

と伝える必要があります。

ここは大事です。

ただ、初案件の場合は、そもそも自分の見積りやヒアリングが甘かったことで、後から苦しくなることもあります。

その場合は、悔しいですが、ある程度は勉強代として受け止める場面もあります。

そして、納品までは手を抜かない。

ここで、その後の評価にかなり差が出ます。

 

最初は、線引きが難しい

正直、どこまでが無料対応で、どこからが追加費用なのか。

この線引きは、経験がないと難しいです。

例えば、

  • 文章の差し替え
  • 画像の変更
  • 色味の調整
  • レイアウトの微調整

このあたりは、通常の修正範囲として対応することも多いです。

一方で、

  • ページ追加
  • 機能追加
  • 商品登録数の大幅増加
  • 予約機能の追加
  • 決済方法の追加
  • 最初に聞いていなかった仕様変更

こういうものは、追加費用をいただくべき内容です。

ただ、初案件の時は、この判断が本当に難しいんですよね。

だから最初は、多少負けることもあります。

でも、その経験は絶対に次に活きます。

「次からは修正回数を決めよう」

「商品登録数の上限を決めよう」

「追加対応の条件を先に書いておこう」

と、見積りや契約の精度が上がっていきます。

 

単価のことばかり考えると、心が折れる

こういう時に一番しんどいのは、

「この単価なのに」

と考え続けてしまうことです。

もちろん、お金は大事です。

仕事なので、単価はめちゃくちゃ大事です。

ただ、案件の途中でずっと

「この金額でここまでやるのか…」

と考えていると、どんどん気持ちがしんどくなります。

なので、私なら一度こう考えます。

「何のために、この仕事をしているんだっけ?」

と。

相手のビジネスを良くするため。

商品やサービスを届けるため。

クライアントさんに喜んでもらうため。

最初は、そういう気持ちで仕事を始めたはずです。

もちろん、理想論だけでは仕事はできません。

でも、しんどくなった時こそ、一度原点に戻るのは大事だと思っています。

 

納品後の評価は、未来の自分への投資

初案件で大事なのは、目の前の利益だけではありません。

もちろん利益は大切です。

でも、それ以上に、

  • 実績
  • 評価
  • お客様の声
  • 次の案件につながる経験

が残ります。

特にココナラなどのプラットフォームでは、最初の評価はかなり大事です。

ここで

「丁寧に対応してくれた」

「最後まで安心して任せられた」

と思ってもらえれば、その後の案件獲得にもつながります。

逆に、途中で雑な対応をしてしまうと、評価にも響きます。

だから、初案件ほど大変ですが、最後まで丁寧にやり切る価値があります。

 

ただし、何でも我慢する必要はない

ここは勘違いしてほしくないのですが、

何でも黙って対応しましょう

という話ではありません。

無理な要求。

契約外の追加作業。

明らかに範囲を超えた修正。

こういうものは、きちんと伝えて大丈夫です。

例えば、

「こちらは当初のお見積りには含まれていない内容になりますので、追加対応としてお見積りさせていただきます」

と丁寧に伝えればOKです。

大事なのは、

感情的に返さないこと。

そして、最初から条件を決めておくことです。

修正回数。

商品登録数。

対応範囲。

納品後のサポート期間。

このあたりを最初に決めておくと、後からかなり楽になります。

 

最後に

初案件でクライアント対応がしんどくなるのは、普通です。

むしろ、多くの人が通る道だと思います。

私も通ってきました。

今活躍しているデザイナーさんも、おそらく一度は通っているはずです。

大事なのは、

しんどいから適当にやる

ではなく、

しんどい中でも、最後まで丁寧にやり切る

ことです。

ただし、次から同じ失敗をしないように、見積りや契約内容は必ず改善する。

これが大事です。

初案件で得られるのは、お金だけではありません。

経験。

評価。

次に活きる判断基準。

これらも全部、資産になります。

 

もし今、

「この案件、正直しんどいな…」

と思っている方がいたら、一度深呼吸して、

「何のためにこの仕事をしているのか?」

を思い出してみてください。

そして、納品までは手を抜かずにやり切る。

その経験は、必ず次の案件で活きてきます。

この記事を読んで、

「私も同じような経験あります」

「どこまで無料対応すべきか悩んでいます」

という方がいれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

 

それでは、
また来週〜はいさい!

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コメント

    • さとえり
    • 2026年 6月 26日

    私も似たような経験がありました。

    納品後の追加のご要望でした。

    その時は、

    「無料の範囲ですと○○まで対応いたします。もし○○までご希望でしたら、追加料金で対応させていただきます。」

    と、まずはご提案しました。

    お返事を待っている間に、念のため追加分まで作業を進めておいたところ、結果的には「無料の範囲でお願いします」とのお返事でした。

    ただ、納品の際に、

    「今回のご依頼でとても勉強させていただきましたので、感謝の気持ちを込めて、今回に限り○○まで対応させていただきました。貴重な経験をありがとうございました。」

    とお伝えしました。

    その後につながるご縁になればいいなと思いながら対応しました。

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1986年生まれ。茨城出身。7歳の時に父親の会社が倒産し、借金地獄のホームレスとなる。
その後、祖父母に引き取られ12歳の時にWindowsパソコンをイチから組み立て、WEBサイト制作を独学で始める。
16歳から印刷業界を経験し、その後WEB業界に転身。WEBマーケティングを実践で学び、反応率にフォーカスした売上重視のデザインを得意とする。
2020年にデザイン塾を創業し、世界23ヵ国、延べ64,000人にデザインセミナーや講座を開催。
2022年には熊本県熊本市と立地協定を締結し、地方創成プロジェクト開始。
2023年からは法務省の委託事業として、全国少年院の職業訓練として民間初となるWEB制作講座を開始し、子供たちの社会復帰支援にも尽力している。

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