ぬるま湯デザイン塾 – 公式ブログ

From:ドラゴン★尾上
秋葉原の自宅より、、、

こんばんは。
ども、尾上です。＾＾

いきなりですが、
あなたは貯金好きですか？

銀行にたくさんお金あったら
ニンマリが止まらないですね（笑

実は仕事と貯金って
よく似てるので今日はその話を。

特に「残高」の部分が
よく似てるんです。

ということで今回は、

「貯金は好きですか？」

というキャッチ―なタイトルにしています（笑

これはどんな
仕事・ビジネス・人間関係にも
共通する考え方になるので、

このブログを通じて
共有したいと思います。

先ほど残高が似てるなんて言ったけど、
「信頼残高」が今回のキーワードになります。

尾上がよく仕事で使う言葉です。

信頼残高とは

「お客様からどれだけ信頼されているか？」

という、信頼の量のことです。

預金残高みたいなもんです。

例えば、良いメールを
1通送ると100ポイント貯まる。

質問に全力で答えたら
200ポイント貯まる。

しかし、妙な幸運の壺とか
売りつけると500ポイント減る。

といったイメージです。

いつも売込みばかりって
ゲンナリしませんか？

これは交友関係でも同じこと。

同じように、人と人との関係で
生まれる信頼を“貯めておく”ことで、

必要な時に相手の信頼に頼ることが出来る、
ということを「信頼残高」って表現してます。

例えば、信頼残高が高い相手であれば、
必要な時に手伝ってくれたり、

お願いを聞いてくれたり、
円滑なコミュニケーションを
取ることが出来ます。

信頼残高は一人ひとり口座が違うもの。

銀行口座であれば、
引き出したお金はどこでも使えます。
ただ、信頼残高は1人1人別口座です。

例えば、Aさんの信頼残高が高いからと言って、
Bさんとの信頼残高も高くなる訳じゃないです。

なので、どんな人に対しても
誠意をもって対応することが大切。

信頼残高は貯まりにくく、減りやすい

信頼残高って貯まりにくく、
減りやすいって特徴があります。

例えば、初対面の相手が
「約束した待合せ時間を守ってくれた」としても、
その人を全面的に信頼できるようにはならないです。

むしろ当たり前のことかもしれません。
信頼残高って簡単には貯まりません。

初対面の相手が「約束をすっぽかした」としたら、
親の顔が見てみたいと、一気に信頼が無くなります。
信頼残高って一瞬で減ってしまうもの。

最近だと厚〇省の不祥事とか、
ニュース見ると不信感しか湧かないですよね？

大企業の不祥事とかも
イメージ湧きやすいと思います。

大企業であっても、
不祥事を起こしたら一発で不信感MAX
株価は即日下落していきます。

そして失った信頼は、
すぐには戻らない。

デザインの仕事も、
一つ一つのミスで信頼はゴリゴリ減っていきます。

この人ってミスが多いな。
そう思われたらもう終わりです。

仕事が来なくなります。

クラウドサービスだったら
低評価をもらいます。

信頼を取り戻すためには、
地道に誠実な対応を続けていくのみ。

なので、一気に信頼を
得ようとするのではなく、

長期的な視点を持って信頼残高を
増やしていく必要があります。

でも、どうやったら信頼残高が貯まるか？

信頼残高を増やす方法って大きく6つあります。

①相手を理解する
②小さなことを気遣う
③約束を守る
④期待を明確にする
⑤誠実さを示す
⑥信頼残高を引き出してしまったときには心から謝る

仕事においては、
クライアントとの信頼残高が高い方が、

数ある競合の中から信頼して
依頼をしてくれるようになります。

信頼残高という言葉を使ってはいますが、
要は「相手のためになることを
真剣に考えて、行動する」ってことです。

実は信頼残高が高いと、
売り込まなくても相手から勝手に
依頼が舞い込んでくるようになります。

売り込まずして売る。
これって最強の営業です。

それほど、信頼残高って重要なんですね。

日々の積み重ねを継続し、
信頼残高を意識してみてください。

最後に

信頼残高って、人と人との信頼関係を
銀行口座の残高に例えたもの。

銀行口座にお金を預ければ、
いつでも引き出してお金を使えます。

それと同じで、
相手に対して「信頼」を貯めておけば、
いつでもその信頼に頼ることが出来ます。

例えば、信頼残高が高ければ、
相手にお願いを聞いてもらいやすくなったり、
協力してもらいやすくなったりします。

一方、信頼残高が低ければ、
そもそも話を聞いてくれないし、
コミュニケーションが取れなくなります。

信頼残高って言葉を使ってはいるけど、
要は「相手のためになることを真剣に考えて、行動する」
ということ。

ここまで読んだアナタ。

身近な人との信頼残高はどうですか？

クライアントワークをしているのなら
その信頼残高はどうですか？

もし信頼残高が低いと感じる場合は、
信頼残高を増やす行動を意識してみて下さい。

それでは、
このゆるいブログの中からでも
一つでもまた気づきや発見があれば幸いです。＾＾

チャオ！

　

追伸：

先日、滋賀県に遊びに行った時に、
友達のお坊さんからこんな話を聞きました。

パーカーがプレイステーションで
少し説得力に欠けていたのは内緒です（笑

「ありがとう」は本来「有難う」と書きます。

そこに有るのが難しい、つまり

「存在してくれること自体が難しく
　感謝しても仕切れない」

という事を意味しているそうです。

飲食店でお店を出る時に
店主がぶっきらぼうに

「ありがとうございましたー」

と適当に言っているのを見た時に、
「もったいない」って思いました。

何千、何万のお店を通り過ぎて
自分のお店に来てくれてます。

まさにご縁。

今もあなたがこのブログを
読んでくれている。

これも当たり前なことではなく、
奇跡的なご縁だと感じています。

改めて

「有難うございます」

と言わせて下さい。