【TTM】真似ることは通過点に過ぎない
こんにちはMiwaです^^
北海道はちょっと涼しくなってきました。
風が爽やかに吹き、秋の気配も一歩ずつ近づき、
私の大好きな冬ももうすぐなんだと思うとワクワクします。
さて今日は、TTMについてお話ししたいと思います。
どうしてTTMしているか考えたことはありますか?
ただ真似しろと言われたから・・・
アイデアがないから・・・
もちろんクライアントさんが「同じに作ってほしい!」という場合もあるので、
これは仕方のないことですが・・・
それだけの理由で真似してばかりいると食えないデザイナーになります。
なぜなら
生み出す力がなくなるから。
今は初心者の方も必ず誰もが独り立ちをしてデザイナーになります。
いつまでも誰かを頼り、誰かの目線でものをみていては
山の麓を堂々巡りです。
だから・・・
TTMをするときは、
「何を目的でやっているのか」をしっかりと考えること。
目的なくただ真似ては全く実りません。
- どんな傾きにして全体バランスをとっているのか・・・
- 画像はどうやって使用しているのか
- 文字レイアウトはどうなっているのか
- 空間はどうやっているのか
- なぜベタ塗り箇所を作っているのか
- etc
様々なことを考えて作ることにより
次へ繋がって行きます。
その積み上げが経験につながり、
そしてものを見る力、すなわち「センス」が養われるのです。
「センス」って聞いたら難しく考える方もいるかもしれませんが、
これはデザインと切磋琢磨して生まれるものです。
誰もが頑張れば手に入るものです。
常に、「ここはどうしてこうなんだ?」のように疑問を持ったり
すぐに誰かに頼るのではなく、まずは夢に出るくらい考えたり、
実験してみたりを繰り返す必要があります。
このように繰り返し考えることがとても大切であり、
さらには自分の実力につながっていくのです。
だから、
TTMというのは勉強していく上での初歩の段階だけ。
それ以降になったら自分でロジックを考え、そして表現する。
それこそがデザイナーです。
でもTTMするなら・・・
「徹底的に真似」をし
しっかりと同じ「空気感」を表現しましょう。
上っ面を中途半端作るのではなく、
空間、アールの大きさ、写真の扱い、文字の表現 etc・・・
しっかりと元になるデザインのデザイナーが何を表現しているのかを感じ取り
そして勉強としてしっかりと取り込むことです。
模写は悪いことだとは思っていません。
有名な画家も憧れた画家の模写をし、
その中に含まれているスパイスを見つけ、
そして自分の中に取り込んでから新たな形で表現しているのです。
そのためのTTMなんです。
デザインはとても答えがないからこそとても難しいものです。
だけどヒントはあらゆるところに存在しているのです。
それを見つけて活かすか殺すかはデザイナー次第です。
10年後もしっかりとデザイナーでいたい!稼ぎたい!という方は、
なんでも真似るだけのデザイナーにはならないでください。
真似るのは成長過程のほんの通過点にしか過ぎないのです。
生み出す力を身につけ、
そして表現できるデザイナーになっていきましょう^^
ということで、良い悪いの話ではなく、
常に「目的意識」を持ってデザインをしていきましょう!
今日は真面目に話しちゃいましたねw
では、また来週。
Miwaでした!
PS.コメントいつもありがとうございますmm
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コメント
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Miwaさん
本日もブログ拝見させて頂きました。
デザインを学び始めてから非常にたくさんのデザインを見てきましたが、
改めてTTMを行う目的に立ち帰れました。
ありがとうございます。
天野さん、コメントありがとうございます^^
TTMも目標を持ってやれば威力1万倍です!
どんなことも一つだけで良いので目標を持ち、
少しずつ成長していきましょうね^^
何年経っても私も常に同じ気持ちで立ち向かってます♪
Miwaさん、初めましてです。
ぬるま湯塾のphotoshop基本操作課題で、ひたすらボタンをTTMで作っていたところだったので、
自分にとってすごくタイムリーな記事と感じ、思わずコメントしてしまいました。
こちら、ぬるま湯生になったばかりですが、早くもTTMの奥深さを感じてます。
「真似る」って、自力で考えることに比べれば楽なことかなと思っていましたが、
「そのデザインに至った目的・意図・背景」を考えながらやると、初心者には大変な労力(^^;
正直やればやるほど、思考の袋小路に入っていく感覚ですが、
仰られるように自分の実力を磨いていくための大事なプロセスですよね!
ひたすら考えて自分の糧としていく。
気合が入りました!
狹間さん、こんにちは^^
>「真似る」って、自力で考えることに比べれば楽なことかなと思っていましたが、
「そのデザインに至った目的・意図・背景」を考えながらやると、初心者には大変な労力(^^;
気にかけずにただ「角が丸い」「ここに人がある」などという表面だけをみていると
それは本当に単なる「真似」でしかありません。
でも事件現場に落ちていた一枚の写真から何を意味しているのだろう・・・
みたいな感じで「推理」する感覚で楽しんでみてくださいw
それだけでもとても面白くなってきます。
そしてその気持ちを忘れずにいつも心がけてやっていると、
しっかりと「センス」が磨かれていくので、
楽しみながら続けてみてくださいね^^♪
頑張ってください!