ホームページは作れるのにECサイトが苦手…その理由と解決策を解説
沖縄から、こんにちは!
EC講師の亀井です。
ランディングページ制作やホームページ制作の案件はこなせるようになってきた。
でも、クライアントから「実はネットショップも作りたくて…ECサイトって作れますか?」と聞かれた瞬間、心臓がキュッとなる。
「あ、すみません。ECは専門外でして…」
そう言って、何度か案件を見送った経験はありませんか?
あるいは、見送った後で「もったいなかったな」と少し後悔したことはありませんか?
安心してください。 あなただけではありません。
多くのウェブデザイナーが、ECサイト制作に対して見えない「壁」を感じています。
なぜ、ECサイト制作に「壁」を感じるのか?
WordPressの構造を理解し、Photoshopも使いこなし、デザインの基礎も身についている。
それなのになぜ、ECサイトとなると急にハードルが高く感じるのでしょうか。
多くのデザイナーへのヒアリングした結果、
その根本的な理由は「技術力不足」ではなく、
以下の3つの「見えない壁(心理的ハードル)」にあることが分かってきました。

1. 「お金」を扱うことの壁
最も多い理由がこれです。
ホームページは、極端に言えば「情報を正しく伝える」ことが主目的です。
しかし、ECサイトは「実際にお金が動く」場所です。
「もし決済システムに不具合が起きたら?」
「個人情報が漏洩してしまったら?」
「自分の設定ミスのせいで、クライアントに損害を与えてしまったら?」
真面目なデザイナーほど、この「リスク」を重く受け止め、無意識のうちにEC案件を避けてしまう傾向があります。
2. 「システム」という未知の壁
ECサイトには、ショッピングカート、在庫管理、顧客管理、予約システムなど、複雑な機能が絡み合っています。
「なんか難しそうなプログラムが動いてるんでしょ?」
「データベースとかサーバーの知識がないと無理なのでは?」
通常のWeb制作とは異なる「システムの裏側」が見えないことによる恐怖が、デザイナーの足を止めています。
3. 「売る」ことの壁
ホームページを作って納品すれば終わり、ではありません。ECサイトの本当の目的は「商品が売れる」ことです。
「デザインは綺麗に作れるけど、売上を上げる自信がない」
「『全然売れないんだけど』とクレームを言われたらどうしよう」
「作るプロ」である自分に、「売るプロ」としての責任まで求められるのではないかというプレッシャーが、ECへの苦手意識を増幅させています。
「壁」の正体が分かれば意外と大したことなかった…
ここまで読んで、「そうそう、まさにその通り!」と頷いてくださった方も多いでしょう。
しかし、ここで一つの事実をお伝えします。
あなたが感じているその「壁(心理的ハードル)」の大部分は、「最新のECプラットフォームの手軽さ」を知らないことによる幻想です。
「ECサイトを作る」と聞いて、WordPressに複雑なカートプラグインを導入し、決済代行会社の厳しい審査を通し、顧客の個人情報を守るために強固なサーバーを自前で用意する……そんな果てしない作業を想像していませんか?
もしそうなら、その認識は今日でアップデートしてください。 現在はBASE、STORES、Square、Shopifyといった「SaaS型」のECプラットフォームが台頭し、ECサイト制作の裏側は劇的にシンプルになっています。
お金と個人情報の管理はプラットフォームに一任できる
EC制作で最もリスクを感じる「クレジットカード決済の導入」や「顧客の個人情報管理」。これらはすべて、最高レベルのセキュリティ環境を持ったプラットフォーム側が担ってくれます。
あなたが決済システムのエラーに怯えたり、情報漏洩のリスクを背負ったりする必要はありません。
「お金や個人情報を扱う重大な責任」という重圧は、プラットフォームが完全に肩代わりしてくれます。
「システム開発」ではなく「デザイン」に集中できる
複雑なショッピングカートの動きや在庫管理、会員システムなどは、すでに完成された状態で用意されています。
今のECサイト制作は、ゼロからシステムを開発するのではなく、ブランドの世界観に合わせてページをデザインしていく作業が正直メインです。
レイアウトの調整、魅力的な商品画像の作成、世界観を伝えるバナーの配置など、「デザインスキル」を発揮するだけで、立派なECサイトが完成します。
「売るための販促機能」がすでに用意されている
「作ったはいいけど、売れなかったらどうしよう」という不安に対しても、プラットフォームは強力な味方になります。
たとえば、商品をカートに入れたまま離脱したお客様に自動でメールを送る「カゴ落ち対策」機能や、Instagramの投稿から直接商品を買える「SNS連携」、リピーターを作るための「クーポン発行」など、売上を伸ばすための機能が最初から備わっています。
あなたはゼロからマーケティング戦略を練り上げる必要はありません。
「この機能を使えば、SNSと連携が出来て売上UPが期待できますよ」
「この機能を入れて、リピーター向けにクーポンを配りましょう」
と提案するだけで、クライアントの心強いパートナーになれます。
「ECができる」は、デザイナー差別化の武器になる
(出典:経済産業省「電子商取引に関する市場調査」, 2023年)によれば、日本の消費者向けEC市場規模は年々拡大を続けています。

実店舗を持つ多くの企業や個人事業主が、「ネットでも商品を売りたい」と切実に考えています。
しかし、先ほどお伝えしたように、ECに苦手意識を持つデザイナーはまだまだ多いのが現状です。
つまり、需要は爆発的に増えているのに、作れる人が足りていない「ブルーオーシャン」が目の前に広がっています。
コーポレートサイトの制作依頼を受けた時、「ついでに、簡単なネットショップも作れますか?」と聞かれたとしましょう。
ここで「はい、もちろん作れますよ!今の時代、初期費用を抑えてこんなに立派なECサイトが立ち上げられるんです」と笑顔で答えられるデザイナーと、「あ、ECはちょっと…」と断るデザイナー。
クライアントがどちらに信頼を置き、どちらにより高い報酬を払うかは明白ですよね。
おわりに:まずは「触ってみる」ことから始めよう
「ECサイト制作の恐怖」の正体と、それが現代では解決可能であることがお分かりいただけたでしょうか。
恐怖を克服する一番の方法は、「知ること」、そして「実際に触ってみること」です。
BASEやSTORES、Square、Shopifyなど、主要なECプラットフォームは、どれも無料でアカウントを作成し、管理画面を触ることができます。
まずは、架空の自分のお店を立ち上げるつもりで、アカウントを作ってみてください。
その小さな一歩が、あなたのデザイナーとしてのキャリアを大きく変える転機になります。
この記事を読んで、ECに対するイメージはどう変わりましたか?
「やっぱりまだ少し怖い」「このツールを触ってみようと思う!」など、
あなたの率直な気持ちや、今抱えている疑問を、ぜひコメント欄で教えてください。
あなたのコメントが、同じように悩む誰かの背中を押すかもしれません。
すべてのコメントに目を通し、お返事させていただきます。
それでは、
また来週〜はいさい!
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