ぬるま湯デザイン塾 – 公式ブログ

From:ドラゴン★尾上
神田のオフィスより、、、

こんにちは。
ども、尾上です。＾＾

昨日誕生日を迎えて
35歳になりました。

年齢なんてただの数字。
気持ちは永遠の17歳（笑

ということで今回は、

「アート（芸術）とデザインの違い」

というテーマでお話をしていきます。

何となく違うのはわかるけど、
ちゃんと答えられる人って少ないですね。

尾上はアートに無縁の人間。
絵心も無ければ、センスも無い。

結論から話をすると、、、

・自己表現＝アート
・問題解決＝デザイン
です。

表現 VS 問題解決

この対比はアートとデザインの
違いを話す上でよく使われます。

アートって表現と創造。
制約なんてありません。

アーティストは自分や他者の感情や体験、
日常や歴史的な事柄をアートにします。

決まった工程も無ければルールもない。

一方で、問題を解決する為に
使われるのがデザイン。

多くのデザイナーが絵心があるとか、
写真撮れるとか誤解されてますが、、、

優れたデザイナーは
「問題解決能力に長けた人」
です。

よく尾上がセミナーなどで話をするのは、
デザインの善し悪しは反応率。

デザイナーの仕事は綺麗な
WEBサイトを作ることじゃない。

デザインには目的があって、
その目的をWEBサイトってツールを使って
いかに達成できたかどうか。

アートとデザインの混同

2014年にセブンイレブンの
コーヒーマシンがリニューアルした話
コレ有名ですよね。

外観は非常にスタイリッシュ！
しかし、使いづらくて各ボタンの機能を
解説したテプラが一面に貼られる事態に。

どんなに綺麗にカッコよく作っても
伝わらなければデザインではありません。
ただのアートです。

デザインはいたってロジカル。
すべての装飾には意味がある。

アートは、己の感性から自由な表現がアリだけど、
デザイナーは「Why?」を説明できないと仕事にならない。

Why?をBecauseで説明出来なければ、
それはデザインではない
by 尾上

アーティストとデザイナーの認知度

あなたは、
アート界で有名なアーティスト
デザイン界で有名なデザイナー
それぞれの認知度って知ってますか？

ピカソと聞いて、ピンと来る人も多いと思います。
有名なのってムンクの叫び？

でもこれってムンク氏の作品
「叫び」なんですよね。

ピカソですらない（笑

ちと脱線しましたが、
次に、ジョナサン・アイブと聞いて、
ピンと来る人って居ますか？

こんだけApple製品が普及してても、
彼がiPodやiPhoneのデザインをした人
そんなこと知らないですよね。

アートは自己が中心で、
デザインは他者が中心に存在します。

有名なアーティストほど
社会に優れた問題提起をしたと個人の知名度が上がり、
良いデザイナーであればあるほど裏方の世界。

知名度は上がりません。

尾上って誰？
それと同じことですね。

良いデザイナーになるためには
問題解決能力に秀でてなければならない

・どうすればユーザーにより伝えることが出来るだろうか？

・どうすればコンバージョン率を上げられるだろうか？

それらの”どうすれば”を色々な角度から
深く追求するためにヒートマップ解析があります。

いっくら考えようとしても、
自分の頭は狂ってます。

自分の当たり前は、
ユーザーの当たり前ではない。

カリキュラムにもヒートマップツール解析の
コンテンツが特別編にあるので、
ぜひ卒業生も見てみてください。＾＾

これやらないと本当の意味での
目的達成に近づくことは出来ません。

それでは、
このゆるいブログの中からでも
一つでもまた気づきや発見があれば幸いです。＾＾

チャオ！

PS：

来週から毎週水曜日に
グラフィックデザインについての
ブログをスタートします。＾＾

講師はぬるま湯卒業生でもあり、
TOP class名鑑にも選ばれ、
クラウドワークス主催の
イベント講師などもされていた
PRO Crowd WorkerのMiwaさん

ぜひ、グラフィックの配信もお楽しみに♪