Webデザインの勉強は何から?初心者が遠回りしない学ぶ順番と最初の一歩

Webデザインの勉強は何から?初心者が遠回りしない学ぶ順番と最初の一歩
塾長 尾上

こんにちは!ぬるま湯デザイン塾の尾上です。

メモりす

こんにちは!Webデザイナーのメモりすです。

「Webデザインを学びたいけれど、何から始めればいいのか分からない…」

  • Photoshopなどのツールを触るべきか?
  • デザイン理論を学ぶべきか?
  • HTMLやCSS、模写から始めるべきか?

調べるほど選択肢が増えて、最初の一歩を決められなくなる方は少なくありません。

働き方を変えたい、副業につながる力を身につけたいと思っても、順番を間違えて時間や費用を無駄にするのは避けたいですよね。

結論から言うと、Webデザインの勉強は次の順番で進めるのがおすすめです。

  1. 学ぶ目的を決める
  2. デザインの基礎を学ぶ
  3. 必要なツール操作を学ぶ
  4. 条件のある課題を制作する
  5. 第三者のフィードバックを受けて改善する

大切なのは、勉強した時間や教材の数ではありません。各段階で「なぜそうするのか」を説明でき、目的に沿って改善できる状態になったかどうかです

この記事では、教材やソフトを並べるのではなく、学ぶ順番と次へ進む判断基準を解説します。

目次

Webデザインの勉強はツールより「何を実現したいか」から始める

メモりす

Webデザインを学ぶなら、最初はツールの操作かな?操作すると作品らしいものができるので、勉強が進んでいる感覚を得やすいし…。

塾長 尾上

う〜ん、最初からツールを触るのは少し早いかな。実はもっと大事なことがあるよ。

Webデザインにおける目的とデザイン基礎とツールの関係

デザインは、見た目を飾ることではなく、目的を達成するための手段です。つまりデザインには、

  • 商品を買ってもらう
  • 問い合わせてもらう
  • 資料請求してもらう
  • 来店してもらう

といったような相手に取ってほしい行動が必ずあります。この目的が曖昧なままでは、配色や文字、レイアウトが適切か判断できません。

だからこそ、あなた自身も最初から「Webデザイナーになる」とだけ考えるのではなく、何を実現したいかをもう一段具体的にします。

実現する内容の例
1、地域のお店を知ってもらうためのホームページを作りたい
2、サービスの魅力が伝わるランディングページを作りたい
3、自分のECサイトを自分で作りたい

副業で使いたいのか、在宅でできる仕事につなげたいのか、今の仕事の販促に生かしたいのかによっても、優先して取り組む制作物は変わります。

初心者が遠回りを避けるWebデザインの5ステップ

塾長 尾上

ここからは、学習の5段階を「学ぶこと」「この順で行う理由」「次へ進む判断基準」という型で見ていこう!

人によって使える時間や経験は違うため、決まった日数で区切る必要はありません。できるようになった状態を基準に、自分の進度を確かめましょう。

Webデザイン初心者が学ぶ順番を示した5ステップ

1、学ぶ目的と作りたい制作物を決める

1-1、やるべきこと
まずは、最初に作れるようになりたい制作物を一つ決めます。バナー、Webページ、今の仕事で使う販促物などから、目的に合うものを選びましょう。さらに、

  1. 「誰に」
  2. 「何を伝え」
  3. 「どんな行動につなげたいか」

をという目的を一文にします。

デザイン学習の目的の例
・新しいお客様に商品の特徴を伝え、詳しいページを見てもらうバナーを作る
・地元に特化して地方創生に関与するサイトを作る
・副業で収入を得るために知人のSNSを運用する

1-2、この順で行う理由
作りたいものが決まると、必要な基礎知識やツール操作を絞れます。反対に、目的がないまま幅広く学ぼうとすると、今の自分に必要なことと後回しにできることを区別できません。

また目的は、学習範囲を決めるだけのものではありません。完成後に「このデザインで目的を達成できそうか」と振り返る基準にもなります

1-3、次へ進む判断基準
「誰の、どんな課題を、何で解決したいか」を、自分の言葉で説明できるようになる

クリアできたら次のステップへ

2、配色・文字・レイアウトなどのデザイン基礎を学ぶ

2-1、やるべきこと
次に、配色、文字、余白、整列、情報の優先順位、視線の流れといったデザインの基礎を学びます。ここでの目的は、ルールを丸暗記することではありません。

  • なぜこの色を選ぶのか
  • なぜこの情報を大きく目立たせるのか
  • なぜここに余白を置くのか

などのデザインの根拠を、目的とターゲットに照らして考えられるようになることです

2-2、この順で行う理由
ツールを使えるだけでは、デザインの良し悪しは判断できません。見た目の好みだけで作ると、伝えたい情報より装飾が目立ったり、読んでほしい順番と視線の流れがずれたりします。

ぬるま湯デザインでいつも塾生に伝えていること
「おしゃれかどうか」だけで終わらせず、「必要な情報が伝わり、相手が行動しやすいか」で考えること。判断基準を言葉にできれば、感覚だけに頼らず改善できる。

2-3、次へ進む判断基準
参考デザインを見て、配色・文字・配置にどのような意図があるかを、自分の言葉で説明できるようになる

クリアできたら次のステップへ

3、目的に必要なツール操作だけを学ぶ

3-1、やるべきこと
目的と基礎を押さえたら、次は作りたい制作物に必要なツール操作を学びます。

  1. 素材の配置
  2. 文字組み
  3. サイズ調整
  4. 画像の扱い
  5. 適切な形式での書き出し

など、制作を最初から最後まで進めるための基本操作が中心です。ただ、すべての機能を覚える必要はありません。今取り組む制作物に必要な操作を選び、実際に使いながら身につけます

3-2、この順で行う理由
デザイン基礎を先に理解していると、ツールの操作が単なる手順ではなくなります。

  • 情報の優先順位を表すために文字サイズを変える
  • 情報を収集しやすくするために適切な余白を取る
  • 視線を導くためにレイアウト(=配置)を調整する

というように、操作と目的がつながります。機能を知っていることと、目的に合わせて使えることは別です。操作方法を覚えること自体をゴールにしないようにしましょう。

3-3、次へ進む判断基準
見本の手順をそのままなぞらなくても、意図した配置で一つの制作物を作り、必要な形式で書き出せるようになる

クリアできたら次のステップへ

4、条件のある課題で制作する

4-1、やるべきこと
基本操作ができたら、実際の依頼を想定した条件のある課題に取り組みます。

  • 目的
  • ターゲット
  • 掲載する情報
  • サイズ

など、守るべき条件がある状態で制作しましょう。制作前には情報の優先順位を決め、完成後には「なぜこの色・文字・配置にしたのか」を書き出します。

4-2、この順で行う理由
仕事のデザインではクライアントの目的や届けたい相手、掲載情報などの条件があります。その中で何を優先するかを判断する力が必要です。

模写もたしかに余白や文字組みを観察する練習として役立ちます。ただし、模写だけでは「条件を読み取り、自分で選ぶ」練習にはなりません。できれば実際の実務での条件があるとよりリアルな学習が可能です

4-3、次へ進む判断基準
指定された条件を満たしたうえで、「なぜこの色・文字・配置にしたか」を目的に沿って説明できるようになる

クリアできたら次のステップへ

5、第三者のフィードバックを受けて改善する

5-1、やるべきこと
制作物が完成したら、第三者から具体的なフィードバックを受け、修正します。求めたいのは「好き」「きれい」といった見た目ではありません。

  • ターゲットに合っているか
  • 情報の優先順位が伝わる
  • 視線が狙った順番で動くか

など、目的に照らした指摘です。修正後は、どこを変え、なぜ良くなったのかを言葉にします。

5-2、この順で行う理由
自分で作ったデザインを自分だけで見続けると、意図したとおりに伝わっていない部分に気づきにくくなります。また、正解が分からない状態で修正を重ねても、好みの調整で終わりがちです。

冷静な目で理由のあるフィードバックを受けると、自分にはなかった判断基準を学べます。大切なのは、一つの作品を直して終わるのではなく、学んだ考え方を次の制作物にも応用することです。

5-3、次へ進む判断基準
指摘された理由を理解して修正し、同じ考え方を別の制作物にも応用できる

Webデザイン学習で次のステップへ進むための5つの判断基準

学習で避けたい3つの遠回り

塾長 尾上

「勉強しているのに作れるようにならない」状態に陥らないようにすることが大事!

メモりす

初心者の方が特に避けたい遠回りを確認しておこう!

Webデザインで遠回りする学び方と正しい学び方の比較

1、ツールの機能をすべて覚えてから作ろうとする

ツールには多くの機能がありますが、そのすべてを覚えることが制作の開始条件ではありません。使う場面のない機能を先に覚えても、知識だけが増えて定着しにくくなります。

正しい学習の順番
先に目的と課題を置く

制作に必要な操作を選ぶ

分からない操作が出たときに調べ、実際に使うことで、機能と用途が結びつきます

2、教材や無料動画を集めることが目的になる

不安があると、教材を比較したり動画を保存したりするだけで安心してしまうことがあります。しかし、教材を持っていることと、条件に沿った制作物を作って改善できることは同じではありません。

学習の進み具合の把握の鉄則
=見た教材の数ではなく、条件付き制作と改善まで完了したかで判断する

3、完成した作品を自分だけで合格にする

完成させることは大切ですが、自分だけで合格にすると、目的に対して何が足りないのかを見落としがちです

もちろん誰かに見せれば十分というわけでもありません。「なんとなく違う」ではなく、

  • どこを直すのか
  • なぜ直すのか
  • それらはユーザー目線でどういったメリットがあるのか

までをプロに説明してもらえるかが重要です。理由を理解して修正することで、自分でもよしあしを判断する力が育ちます。

学習環境は「作れるか」より「改善できるか」で選ぶ

学習環境を選ぶときは、教材の多さや使えるツールの数だけで判断しないでください。初心者の方ほど確認したいのは、作った後に改善できる仕組みがあるかどうかです

  • 条件のある課題に取り組めるか
  • 制作物への具体的な添削があるか
  • 分からない理由を質問できるか
  • 修正した作品をもう一度見てもらえるか
  • 自分の制作意図を言葉にする機会があるか

を確認しましょう。

もちろんスクールを受講すれば自動的に成果が出るわけではありません。目的や生活に合う環境を選び、自分で考えて手を動かすことは必要です。

そのうえで、判断に迷ったときに目的へ立ち返り、改善理由を具体的に示してくれるプロの講師がいることは、学びの質を大きく左右します。

まとめ|最初の一歩は、目的を一文にすること

メモりす

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今日できる最初の一歩は、「誰に、何を伝える制作物を作りたいか」を一文にすることです。目的が決まれば、学ぶ基礎、必要な操作、取り組む課題を選びやすくなります。

Webデザインの勉強で重要な順番
目的設定 → デザイン基礎 → 必要なツール操作 → 条件付き制作 → 第三者フィードバック

そして、勉強した量ではなく、各段階の判断基準を満たしているかを確かめてください。一人で正解を探し続けるのではなく、目的に照らした改善理由を言葉で受け取れる環境を選ぶことが、仕事につながる判断力を育てます

学ぶ順番が分かっても、自分の判断が合っているかは、実際に手を動かしながら確かめる必要があります。

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Webデザイン5日間チャレンジ
塾長 尾上

次のブログでもまたお会いしましょう!

メモりす

バイバイ!またね!

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この記事を書いた人

1986年生まれ。茨城出身。7歳の時に父親の会社が倒産し、借金地獄のホームレスとなる。
その後、祖父母に引き取られ12歳の時にWindowsパソコンをイチから組み立て、WEBサイト制作を独学で始める。
16歳から印刷業界を経験し、その後WEB業界に転身。WEBマーケティングを実践で学び、反応率にフォーカスした売上重視のデザインを得意とする。
2020年にデザイン塾を創業し、世界23ヵ国、延べ64,000人にデザインセミナーや講座を開催。
2022年には熊本県熊本市と立地協定を締結し、地方創成プロジェクト開始。
2023年からは法務省の委託事業として、全国少年院の職業訓練として民間初となるWEB制作講座を開始し、子供たちの社会復帰支援にも尽力している。

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