AIとの上手な付き合い方。
今日誕生日の人、おめでとうございます!JUNPEIです!
今日は税理士との打ち合わせで静岡からこのブログをお送りします!
(宿泊しているホテルのWi-Fiが全然繋がらない… 泣)
今回は最近話題のAIについてお話ししたいと思います。
AIは我々クリエイターにとって脅威なのでは…?
最近のニュースで、中国ではイラストレーターのお仕事が
激減しているというニュースを見ました。
報酬を支払って1週間かけてイラストを描くよりも、
AIなら一瞬でできる。という理由から…だそうです。
確かに「そのクオリティで賄える案件内容」であれば、
企業は迷わずAIを使うでしょう。
私でもそうします。
ただここで理解しておかなければいけないことは、
AIは無から有を作れないことです。
AIは予めAIが持っている情報からしかそれらを表現できません。
大手企業ではAIから著作権を守るために「AIの使用禁止」をすでに始めています。
我々デザイナー=クリエイターは以前のブログでお伝えしたとおり
無から有を作り出すことを仕事としていて、
それが理由で未来にも仕事が無くならない職業と言われています。
まとめると…
AIは我々クリエイターにとって脅威までにはならないと言うことです。
とはいえ無視していいと言うわけではありません。
最低限「使いこなす(利用する)」ことで、
さらに世の中に必要とされるデザイナーになれるのです。
そこで、ここで紹介するAIツールは本当にごく一部ですが
まずは触れてみて、今の自分の状況と未来の自分をイメージして、
使用してみましょう!
①vectorizer.ai
画像を一瞬でベクターに変換してくれる最近アップされた便利ツールです。
これで「トレースもバッチリじゃん!」と思うかもしれませんが、
どんな画像もOK!というわけではありません。
ただ、案件によってはこれで1発で完了できる場合もあるので、
まずは試しに変換をしてみましょう!
https://vectorizer.ai/
②imageupscaler
今となってはそんなに珍しくない画像を切り抜いたり、
画質をキレイにしたりという便利ツールですが、
こういった便利ツールもAIの進化によって幅が広がってきています。
とはいえ、クオリティはまだまだ完璧ではありません。
みなさんに馴染みのある「ACシリーズ」の”clipping AC”ですが、
こちらの画像を切り抜いてみると…
背景の青が少し残ってしまっていますね…。
だからこそPhotoshopで切り抜くためのスキルが必要ということですね。
今後のAIの進化にもよりますが、
今の所、無料・便利・簡単・おてがる の価値はここまでということです。
③animated drawings
最後は番外編ですが、こんなAIツールもあります。
使い方によっては色々楽しめるかもしれませんね!
https://sketch.metademolab.com/
今回紹介したAIツール以外にも、
ググればたくさん出てきますし、
SNSでも常に紹介されているので
今後もアンテナを張ってどんどん利用していくのがオススメです!
使えるものは使っていく!間違い無いです!
AIが進化するのは止められませんが、
結果AIができないことは人間がやるしかないってことで、
改めて言わなくても既にお分かりかと思いますが、
デザインの基本ができていない、スキルが無い人間が
AIのみで作り出した表現には本質的な価値は無いわけです。
我々クリエイターは「AIと上手に付き合っていくこと」を
常に意識していきましょう!
Have a Nice Day!
P.S
5月20日の「GD塾リアル勉強会in秋葉原」が満席となりありがとうございました!
当日はロゴマークをがっつりデザインして頂きます!
懇親会も盛り上がっていきましょう!
5月26日「GD塾リアル勉強会in福岡」はまだ”2名”(定員5名)空きがありますので、
ぜひお申し込みお待ちしています!
少人数での勉強会はいずれできなくなる可能性があるので、ぜひこの機会に!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
JUNPEI先生、こんばんは!大変有益な情報盛りだくさんでありがとうございます!!!先日先月ヘトヘトになってトレースした案件を早速自動トレースしてみたら…できました…!!!仰るとおり使いこなすことが大事で、常にアンテナを張っておくことが必要ですね。
このぬるま湯塾のブログはわたしの大事なアンテナのひとつ(というかむしろ要)なので大変勉強になりますし励まされてます。先生方いつもありがとうございます。
いつもはこっそり拝読しているだけなのですが、今回は勇気を出してコメントしてみました。
今後の更新も楽しみにしています。
miyamotoさん!こんにちは!
メッセージありがとうございます!
最近はAIでここまでできるようになりましたが…
とはいえグラフィックデザインで重要な「世界観」の表現については
AIはまだまだ追いついていないのが現状です…。
ここは我々プロのグラフィックデザイナー=人間が考えて表現する
のアナログな感性が逆に価値が高まってきています。
AIを便利なツールとして引き出しに入れておき、
世界観の表現に必要な情報は日常生活からどんどんインプットしていきましょう!