ぬるま湯デザイン塾 – 公式ブログ

みなさん、こんばんは。

 

クリエイティブディレクターのJUNPEIです。

世間はゴールデンウィークですが、

みなさん毎日の学習、本当にお疲れ様です。

 

私は今年もバッチリ仕事をしています。

ということで、

今日は打ち合わせで横浜へ行ってきました。

 

そこで、横浜駅周辺にはデパートがあるので、打ち合わせまでの1時間、

グラフィックデザインのヒントを集めてきたので、

その内容を公開したいと思います。

 

普段、みなさんに「デザインの引き出し集め（スクショ）」をお願いしていますが

ネットでの検索も継続しつつ、お願いしたいことが、実際に

触れて・見て・感じてデザインのヒントを探してみることです。

 

時間がなかったので、デパ地下とその周辺に絞って集めてきたのが、

こちらのフライヤー・カタログ・ショプカード・DMになります。

一流品が揃うデパートにはハイレベルなグラフィックデザインにたくさん出会えます。

 

 

デパートに出店するだけでもハードルが高く、

品格や客層を守らなければいけないので、チープなデザインは絶対に許されません。

自由度の高いデザインの中にもデザイナーの緊張感が伝わってきます。

 

ちょうどパッケージデザインの相談を受けているので、

気になるデザインをパシャリ。

気になったら”とにかくインプット”です。（※写真を撮る際は必ず店員さんに一言を…）

 

こちらは「NEWoMan横浜」のフロアマップです。

文字も読みやすく、全体のレイアウトにグラフィックデザイナーの技が光っています。

「蛇腹折り」の展開した見栄えも流石です。

 

文字の大きさも、どのくらいのサイズまでが読めるサイズなのかの

参考にしてみるのも良いでしょう。

GDコース基礎編にある「ボックスの意識」もバッチリ表現されています。

人気のお菓子「Tartine（タルティン）」のショップカードです。

 

店名の「Tartine」は、タルトとツイン（双子）を掛け合わせて名付けられていて、

タルティン姉妹が創り出す四季折々の世界がお菓子になって

いるというのがコンセプトになっています。

 

文字間とカラーも絶妙で良いですね。

イラストだけだとイラストで終了していましますが、

文字を入れることでデザインとしての認識になります。

イラストが得意な方はこんな素敵なデザインにもチャレンジしてみましょう。

 

これもグラフックデザイナーのお仕事です。

 

裏面のQRコードの大きさや情報の表現にも目を配ってみましょう。

 

最後に紹介するこちらは「サブレミシェル」の「ヴォヤージュサブレ」という商品で、

いろいろな国でパッケージと中身のサブレが変わる商品なのですが、

まずは見た目のインパクトで購入してしまいました。

 

フタを開けると、面白い工夫がされていて、

デパ地下の高級なお店のサブレなのに、遊び心と子どもでも楽しめそうな

世界観に惹かれて購入してしまいました。

 

商品紹介の小さいリーフレットも入っていて、大切な人へのお土産にも良いですね。

余談ですがデザイナーが手土産を持っていく際は「変な期待」をされるので、

お土産情報を持っておくと、いざという時に色々と便利です。

 

いかがでしたでしょうか？

普段滅多にいかない場所に行った際も、何げなく寄ったお店も、

目的があって行った所の帰り道でも良いので、そこにあるデザインをインプットしましょう。

 

お金をかけなくても、時間がなくてもやれる範囲で、意外とできるものです。

グラフィックデザイナーは他のグラフィックデザイナーのお仕事をたくさん見ることが大切と覚えておきましょう。

 

特にデパートはその宝庫とも言えます。

お出かけの際に「デパートあるじゃん」のついででOKなので寄ってみましょう。

 

 

デザイナーに年齢は関係ありません。

最新の流行、人気商品にもアンテナを貼っておく習慣をつけておくと良いですね。

ただ流行りのデザインをしているだけでは食べていけないので

「本質をデザインできるデザイナー」になるためにも情報は武器になります。

 

それがデザイナーの生命線になってくるので常にアップデートを継続していきましょう。

24時間365日常にインプット。それがデザイナーの特徴です。

 

今回は以上になります。

それではまた次回に。